「ダイエット=食べないこと」と思っていませんか?
確かに短期間で体重を落とすだけなら“食べなければ痩せる”は間違いではありません。
しかし、この“食べなければ痩せる”ダイエットはリバウンド脳をつくる“危険な習慣”かもしれません。
みなさん、こんにちは!全国150店舗以上あるBEYONDの福岡天神店店長、NASM認定パーソナルトレーナーの川内丸です。
今回は、科学的視点から「なぜ“食べないダイエット”が痩せづらい体を作るのか」、そしてリバウンドを防ぐために今日から変えたい習慣についてお話します。
「食べないと痩せる」はなぜ危険なのか?

「糖質カット」「極端なカロリー制限」「1日1食ダイエット」などの“食べない系ダイエット”が世の中にはあります。
一時的に体重は減っても、以下のような問題が起こりやすいです。
・筋肉が減る → 代謝が落ちて太りやすい体になる
・脳が“飢餓モード” → 生き残るために脂肪を溜め込みやすくなる
・ホルモンバランスの乱れ → 特に女性は月経不順や冷えの原因になる
この状態が続くと食事を戻しても痩せにくく、『太りやすい脳と体=リバウンド脳』になってしまいます。
なぜ“リバウンド脳”が厄介なのか?

脳が「また食べられなくなるかも」と学習し、脂肪を溜め込みやすくなります。これは本来、生き延びるための防御反応です。
しかし、ダイエットにおいては逆効果です。無理な制限を繰り返すほど太りやすくなる脳へと進化してしまうのです。
私もパーソナルトレーナーになって5年経ちますが、たくさんの方を担当させていただきました。その中でもこのリバウンド脳がある方は以前に上記のような”食べないダイエット”をしたことがある方が多かったです。
筋肉量と基礎代謝の密接な関係

筋肉は代謝のエンジンです。筋肉が減ると何もしなくても消費するカロリー(基礎代謝)が落ちてしまいます。
少し食事を戻しただけでも体重が戻る原因の1つです。ダイエット中でも筋肉は減らしてはいけません。筋肉を減らさずにダイエットするためにも食べないダイエットはやめましょう。
食べて痩せる仕組みを理解しよう

食べることで痩せるには「何を・いつ・どれだけ」食べるかがポイントです。
たんぱく質は筋肉の材料であり、満腹感を高めます。炭水化物は運動のエネルギー源となり、脂肪燃焼効果を高めてくれます。逆に脂質は減らしたい場合が多いですが、三大栄養素のひとつなので減らしすぎると身体に悪影響をもたらします?
正しく食べることが、最短で痩せる近道なのです。
“リバウンド脳”を作るNG習慣とは?

①とにかく糖質を抜く
水分量が減って一時的に痩せた気がするだけです。実際には痩せてません。筋肉分解やリバウンドの原因にも繋がります。
改善:玄米・白米・サツマイモなど良質な主食を選び、運動前後には適度な糖質補給を。
②プロテインだけの置き換え生活
栄養バランスが崩れ代謝が落ちます。肌荒れ・疲労・便秘の原因にもなります。
改善:プロテインはあくまでサプリメントです。“補助”として使用し、PFCバランスの良い食事を心がけましょう。
③体重だけを見る
体脂肪が落ちていなければ“痩せたつもり”で終わります。
改善:週に1回、体組成計で体脂肪率と筋肉量をチェックしましょう。
「食べながら痩せる」=本当のダイエット

BEYONDでは、「ちゃんと食べて、ちゃんと動いて痩せる」ことを大切にしています。
ポイントは“代謝(筋肉)を落とさずに脂肪を減らす”ことです。
・必要な栄養素をしっかり摂る
・無理のない筋トレ
・生活・メンタルサポートも含めてトータルで支える
これが、無理なく続くダイエット習慣です。
今日から変えたい3つの習慣

- 朝ごはんを食べる(体内リズムを整える)
- 体重ではなく“体脂肪率”と“見た目”を意識する
- 食べた分を“エネルギー”に変えて筋トレを始める
「食べなきゃ痩せる」は間違いです。
その習慣が、リバウンド脳・体調不良・代謝低下を引き起こす原因になります。
正しく食べて、正しく動くことこそが一生使えるダイエット法です。
無理なく、リバウンドしない体を作りたい方へ

BEYOND福岡天神店では、栄養指導・トレーニング・生活改善を含めて、あなたの目標に合わせたプランをマンツーマンでご提案しています。
ぜひ一緒に過去最高の身体を目指してみませんか?
皆様とお会いできる日を楽しみにしております!!