更年期症状を軽くする“ホルモン調整ストレッチ”習慣

「最近イライラしやすくなった…」「急に汗が止まらない…」「夜眠れなくて疲れが取れない…」

40代後半から50代にかけて、多くの女性がこのような更年期症状に悩まされています。ホルモンバランスの急激な変化により、心身に様々な不調が現れる更年期。しかし、薬に頼らずとも、適切なストレッチ習慣でこれらの症状を大幅に軽減することができるのです。

この記事では、更年期のホルモン変化を科学的に理解し、ホルモンバランスを整える効果的なストレッチ習慣をご紹介します。婦人科医師の監修のもと、安全で効果的な方法をお伝えします。

1日たった20分の習慣で、快適で穏やかな更年期ライフを手に入れませんか?

この記事をご覧いただいている方へ。

皆さまは、健康面に気を使い、食生活や運動習慣の見直し、フィットネスジムに通われている。もしくは、入会等をご検討されている健康意識の高い方々ではないでしょうか?

実際に、厚生労働省が、健康づくりのための身体活動基準・指針を作成し、生活習慣病予防のための運動を推進しています。

また、日本政策金融公庫が発表した消費者動向調査(令和3年7月)では、運動面や食に関する志向で、“健康志向”の方が多く年々と増加しています。

より皆様が、健康的で充実した人生を歩めるよう、誠意を込めてスポーツ・ボディメイク・解剖学・栄養学に精通したプロフェッショナルが記事を執筆いたしましたので、どうか最後までご覧ください。
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<その他資料>
スポーツ庁の資料(新型コロナウイルス感染症の流行による国民のスポーツへの参画状況や意識の変化、健康状態等に関する調査研究(令和2年度))では、コロナ終息後のパーソナルトレーニングジムの利用者数は急増中。
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目次

更年期に起こるホルモン変化とその影響

効果的なホルモン調整ストレッチを理解するために、まず更年期に起こるホルモン変化を科学的に解説します。

更年期のホルモン変化メカニズム

1. エストロゲンの急激な減少

  • 閉経前:エストロゲン値が不安定に変動
  • 閉経後:エストロゲン値が90%以上減少
  • 影響範囲:全身の細胞・組織に影響
  • 期間:変化は5-10年間継続

2. 他のホルモンへの連鎖反応

  • プロゲステロン:同時に大幅減少
  • テストステロン:徐々に減少
  • コルチゾール:ストレス反応で増加傾向
  • 甲状腺ホルモン:機能低下の可能性

更年期症状の分類と原因

1. 血管運動神経症状

  • ホットフラッシュ:急激な熱感・発汗
  • 冷え性:末梢血管の収縮
  • 動悸:自律神経の不安定
  • 頭痛・めまい:血管の拡張・収縮異常

2. 精神神経症状

  • イライラ・怒りっぽさ:セロトニン分泌低下
  • うつ気分:神経伝達物質の変化
  • 不安感:GABA機能の低下
  • 記憶力低下:海馬への影響

3. 身体症状

  • 関節痛・筋肉痛:エストロゲンの抗炎症作用低下
  • 肩こり・腰痛:筋肉の緊張・血流低下
  • 睡眠障害:メラトニン分泌の変化
  • 疲労感:エネルギー代謝の低下

なぜストレッチが更年期症状に効果的なのか?

ストレッチが更年期症状の改善に効果的な理由を、科学的根拠に基づいて詳しく解説します。

ホルモンバランス調整効果

1. ストレスホルモンの調整

  • コルチゾール低下:ストレッチによりストレス反応が緩和
  • アドレナリン調整:交感神経の過剰反応を抑制
  • 副腎機能改善:副腎疲労の回復促進
  • HPA軸正常化:視床下部-下垂体-副腎軸の調整

2. 神経伝達物質の改善

  • セロトニン増加:気分安定・睡眠の質向上
  • GABA活性化:不安・緊張の緩和
  • エンドルフィン分泌:自然な鎮痛・幸福感
  • ドーパミン調整:やる気・集中力の改善

自律神経系への効果

1. 副交感神経の活性化

  • 心拍数低下:リラックス状態の促進
  • 血圧安定:血管の拡張・収縮調整
  • 消化機能改善:胃腸の働き正常化
  • 睡眠の質向上:深い眠りの促進

2. 体温調節機能の改善

  • 血管反応正常化:ホットフラッシュの軽減
  • 発汗調節:異常発汗の改善
  • 末梢循環改善:冷え性の緩和
  • 体温リズム安定:日内変動の正常化

筋骨格系への効果

1. 筋肉の柔軟性向上

  • 筋緊張緩和:肩こり・腰痛の軽減
  • 可動域改善:関節の動きスムーズ化
  • 筋膜リリース:筋膜の癒着解消
  • 姿勢改善:骨格アライメント正常化

2. 血液循環の促進

  • 毛細血管拡張:組織への酸素・栄養供給改善
  • リンパ流改善:老廃物の除去促進
  • 静脈還流促進:むくみの軽減
  • 組織修復促進:炎症の軽減・治癒加速

症状別ホルモン調整ストレッチプログラム

更年期の主要症状に対応した、効果的なストレッチプログラムをご紹介します 。

【ホットフラッシュ・発汗対策】クーリングストレッチ(8分)

1. 首・肩の血管調整ストレッチ(3分)

首の側屈ストレッチ

  1. 椅子に座り、背筋を伸ばす
  2. 右手で頭の左側を優しく押さえる
  3. ゆっくりと右側に首を倒す
  4. 左の首筋が伸びるのを感じながら30秒キープ
  5. 反対側も同様に実施

肩甲骨開放ストレッチ

  1. 両腕を前で組み、背中を丸める
  2. 肩甲骨を左右に広げるイメージ
  3. 深呼吸しながら30秒キープ
  4. 2回繰り返し

2. 体幹冷却ストレッチ(3分)

胸郭拡張ストレッチ

  1. 仰向けに寝て、両腕を横に広げる
  2. 胸を大きく開き、深く息を吸う
  3. 息を吐きながら胸の熱感を外に逃がすイメージ
  4. 1分間継続

脊柱ツイストストレッチ

  1. 仰向けで右膝を胸に引き寄せる
  2. 右膝を左側に倒し、脊柱をツイスト
  3. 右肩は床につけたまま30秒キープ
  4. 反対側も同様に実施

3. 末梢循環改善ストレッチ(2分)

手首・足首回し

  1. 座位で両手首をゆっくり回す(各方向10回)
  2. 両足首も同様に回す(各方向10回)
  3. 末梢血管の拡張を意識

【イライラ・不安対策】メンタル安定ストレッチ(10分)

1. 副交感神経活性化ストレッチ(4分)

チャイルドポーズ

  1. 正座から上体を前に倒す
  2. 額を床につけ、両腕は前に伸ばす
  3. 深い腹式呼吸を続ける
  4. 2分間キープ

猫のポーズ

  1. 四つん這いになる
  2. 息を吐きながら背中を丸める
  3. 息を吸いながら背中を反らす
  4. ゆっくり10回繰り返し

2. ストレス解放ストレッチ(4分)

肩の力抜きストレッチ

  1. 立位で両肩を耳に近づけるように上げる
  2. 5秒間力を入れる
  3. 一気に力を抜いて肩を下ろす
  4. リラックス感を味わいながら5回繰り返し

全身脱力ストレッチ

  1. 仰向けで手足を軽く開く
  2. 全身に力を入れて5秒キープ
  3. 一気に全身の力を抜く
  4. 脱力感を30秒間味わう
  5. 3回繰り返し

3. 心拍安定ストレッチ(2分)

胸部開放呼吸ストレッチ

  1. 椅子に座り、両手を背中で組む
  2. 胸を開きながら深く息を吸う(4秒)
  3. ゆっくりと息を吐く(8秒)
  4. 10回繰り返し

【睡眠障害対策】安眠促進ストレッチ(12分)

1. 就寝前リラックスストレッチ(6分)

脚上げリラックス

  1. 仰向けで脚を壁に上げる
  2. お尻を壁に近づけ、脚をリラックス
  3. 深い呼吸を続ける
  4. 3分間キープ

仰向けツイスト

  1. 仰向けで両膝を胸に引き寄せる
  2. 両膝を右側に倒し、顔は左を向く
  3. 90秒キープ後、反対側も実施

2. 深部体温調整ストレッチ(4分)

足裏マッサージストレッチ

  1. 座位で右足を左膝に乗せる
  2. 足裏を両手でマッサージ
  3. 足指を一本ずつ回す
  4. 左右各2分実施

3. 自律神経調整呼吸ストレッチ(2分)

4-7-8呼吸法

  1. 仰向けで手をお腹に置く
  2. 4秒で鼻から息を吸う
  3. 7秒間息を止める
  4. 8秒で口から息を吐く
  5. 4回繰り返し

【関節痛・筋肉痛対策】抗炎症ストレッチ(15分)

1. 肩・首の痛み改善ストレッチ(5分)

僧帽筋ストレッチ

  1. 椅子に座り、右手で椅子の端を握る
  2. 左手で頭を左に引く
  3. 右の首から肩にかけて伸ばす
  4. 30秒×左右各2回

胸鎖乳突筋ストレッチ

  1. 右手を背中に回す
  2. 顔を左上に向ける
  3. 右の首前面を伸ばす
  4. 30秒×左右各2回

2. 腰・股関節の痛み改善ストレッチ(6分)

腸腰筋ストレッチ

  1. 右足を前に出してランジ姿勢
  2. 左膝を床につけ、上体を前に移動
  3. 左の股関節前面を伸ばす
  4. 45秒×左右各2回

梨状筋ストレッチ

  1. 仰向けで右足首を左膝に乗せる
  2. 左太ももを胸に引き寄せる
  3. 右のお尻を伸ばす
  4. 45秒×左右各2回

3. 全身抗炎症ストレッチ(4分)

キャット&カウストレッチ

  1. 四つん這いで背骨を波のように動かす
  2. 背中を丸める→反らすを繰り返し
  3. 脊柱全体の可動性向上
  4. 2分間継続

全身伸展ストレッチ

  1. 仰向けで両手を頭上に伸ばす
  2. つま先を天井に向ける
  3. 全身を縦に伸ばすイメージ
  4. 30秒×4回

時間帯別ストレッチルーティン

更年期症状の改善効果を最大化するための、時間帯別ストレッチルーティンをご紹介します 。

朝のエネルギー調整ルーティン(10分)

目的:コルチゾールリズムの正常化、活力向上

  1. 全身覚醒ストレッチ(3分)

    • ベッドの上で手足を伸ばす

    • 首を左右にゆっくり回す

    • 肩甲骨を寄せて胸を開く

  2. 脊柱活性化ストレッチ(4分)
    • キャット&カウストレッチ
    • 立位での側屈ストレッチ
    • 軽いツイストストレッチ
  3. 循環促進ストレッチ(3分)

    • 足首回し・手首回し

    • 軽いスクワット動作

    • 深呼吸と腕の上下運動

昼のリフレッシュルーティン(8分)

目的:ストレス解消、午後の活力維持

  1. デスクワーク疲労解消(3分)

    • 首・肩のストレッチ

    • 胸郭拡張ストレッチ

    • 腰部回旋ストレッチ

  2. メンタルリセット(3分)

    • 深呼吸ストレッチ

    • 肩の力抜きストレッチ

    • 軽い瞑想ポーズ

  3. エネルギー充電(2分)

    • 背伸びストレッチ

    • 軽い有酸素動作

    • 笑顔作り(表情筋ストレッチ)

夜のリラックスルーティン(15分)

目的:副交感神経活性化、睡眠の質向上

  1. 1日の緊張解放(5分)

    • 全身脱力ストレッチ

    • 肩・首の緊張解除

    • 腰部・股関節のリリース

  2. 自律神経調整(5分)

    • 4-7-8呼吸法

    • チャイルドポーズ

    • 仰向けツイスト

  3. 睡眠準備(5分)

    • 脚上げリラックス

    • 足裏マッサージ

    • 全身感謝ストレッチ

継続のコツと効果測定

ホルモン調整ストレッチを継続し、更年期症状の改善を実感するための具体的な方法をご紹介します。

効果測定の指標

1. 症状日記の活用

  • ホットフラッシュ:回数・強度・持続時間を記録
  • 睡眠の質:入眠時間・中途覚醒・朝の爽快感
  • 気分状態:イライラ・不安・うつ気分の程度
  • 身体症状:関節痛・筋肉痛・疲労感のレベル

2. 客観的評価方法

  • 血圧測定:朝・夕の血圧変動
  • 体重・体組成:週1回の定期測定
  • 柔軟性テスト:前屈・後屈の可動域
  • ストレスチェック:月1回の心理テスト

継続のための5つの戦略

1. 習慣化テクニック

  • 時間固定:毎日同じ時間帯に実施
  • 場所固定:専用スペースの確保
  • ルーティン化:他の習慣との組み合わせ
  • 最低ライン:忙しい日は5分だけでもOK

2. モチベーション維持

  • 小さな変化を記録:わずかな改善も記録
  • ご褒美システム:継続達成時の自分へのプレゼント
  • 仲間との共有:同世代女性との情報交換
  • 専門家のサポート:定期的な医療機関での評価

3. 環境整備

  • 快適な環境:静かで温度調整された空間
  • 道具準備:ヨガマット、クッション、音楽
  • 家族の理解:ストレッチ時間の確保
  • アロマ活用:リラックス効果の向上

4. 段階的進歩

  • 無理をしない:体調に合わせた強度調整
  • 段階的増加:徐々に時間・種目を増やす
  • 個人差を認識:他人と比較しない
  • 長期的視点:最低3ヶ月は継続

5. 専門的サポート活用

  • 婦人科医師:ホルモン状態の定期チェック
  • 理学療法士:個別指導・フォームチェック
  • ヨガインストラクター:専門的な指導
  • 更年期専門クリニック:総合的な症状管理

まとめ:穏やかで快適な更年期ライフを

更年期は女性にとって避けて通れない人生の重要な転換期ですが、適切なホルモン調整ストレッチ習慣により、症状を大幅に軽減し、快適に過ごすことができます 。

ホルモン調整ストレッチ成功の7つのポイント:

  1. 症状別アプローチ:個別症状に応じたストレッチ選択
  2. 時間帯別実施:朝・昼・夜の効果的なルーティン
  3. 継続的実施:1日20分、最低3ヶ月の継続
  4. 正しい呼吸法:深い腹式呼吸との組み合わせ
  5. 段階的進歩:体調に合わせた無理のない実施
  6. 効果測定:症状日記による客観的評価
  7. 専門的サポート:医療従事者との連携

最も重要なのは、今日から始めることです。完璧なプランを待つ必要はありません。まずは5分間の深呼吸ストレッチから始めて、1週間で気分の安定、2週間で睡眠の改善、1ヶ月で身体症状の軽減を実感できるでしょう。

更年期は人生の新しいステージへの準備期間です。適切なホルモン調整ストレッチ習慣で、穏やかで快適な更年期ライフを送りませんか?

あなたの健康で充実した毎日は、今この瞬間から始まります

トレーナーの体験談

みなさん、こんにちわ!BEYOND天神店の黒木 太翔(クロキ ヒロト)です!

私が日々行なっている疲労がたまらないために行なっている、ルーティンをお話ししたいと思います。

実際に私は疲労で悩まされることが多くあり、勉強やトレーニングが捗らないことが多々ありました。

しかし、大きく2つのことをルーティン化することで疲労が溜まりづらくなりました。

私がルーティン化している2つのことは、『バランスの良い食事を摂る』 『6〜8時間以上の睡眠をとる

この2つのルーティンを大事にしています。

『バランスの良い食事、良質な睡眠を取ること』で、朝の目覚めがとても良くなり疲労感を感じる事もなく充実した一日を送ることができます!

これらの経験を活かし、日々疲労で困っている方に正しい知識や食事法をお伝えしたくパーソナルトレーナーをしています!

ぜひ一緒に疲労に悩まされない身体作りをしてみませんか?

BEYOND福岡天神店でお待ちしております!

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